Fukagawa eye clinic
近視治療・アトロピン点眼・オルソケラトロジー・
コンタクトレンズ・白内障・緑内障・糖尿病網膜症
足立区
〒121-0053 東京都足立区佐野2-20-3
眼の病気
白内障
まぶしい、かすむ、ダブって見える事はありませんか?
それは白内障の主な症状です
白内障の多くを占める加齢性白内障は、白髪やシワと同じで 年齢と共に誰にでも起きる水晶体の濁りです。 水晶体が濁るとは、カメラのレンズが曇ったような状態になることです。 進行すると、眼鏡では視力は改善しなくなります。
また加齢以外にも、糖尿病やアトピー性皮膚炎、 外傷やステロイド薬の副作用などによって白内障が進行することがあります。
一度濁った水晶体は、手術をしない限り元には戻りません。 ご不自由を感じる前に早めに受診しましょう。
白内障手術を始めました
「INFINITI」 VISION SYSTEM
白内障手術の機械を新しく導入し、手術を開始いたしました。
手術は局所麻酔で行います。傷の切開は2.75mmと小さく、水晶体の濁った中身を超音波で砕いて取り出した後に人工の眼内レンズを挿入します。
後発白内障
白内障の手術をしたのに、
また見にくい・・・
そんなことはございませんか?
ヤグレーザー
白内障の手術は濁った水晶体を取り出しますが、 そのままだとピンボケのような見え方になります。それで代わりに眼内レンズを挿入します。その眼内レンズを安定させるために残しておいた水晶体の後嚢(こうのう)が濁り、 再びかすみ、見にくくなるのが後発白内障です。
手術後見えるようになっても放置せず、医師の指示通り目薬を点眼することによりかなり予防が出来ます。
それでも濁ってきたならば、レーザーを使い短時間で濁りを取る事が出来ます。
当院では、日帰りで後発白内障の治療を行っています。
緑内障
緑内障は、早期に発見し適切な治療を受ける事が大切です
日本人の多くは、正常な眼圧の緑内障です
40歳を過ぎたら 定期的に受診しましょう
緑内障のほとんどは自覚症状はありません。ゆっくりと進行し視野も少しずつ狭くなっていくため、 気付いた時には病気が進行していることが多くあります。視野が失われていても、2つの眼で見ているために初期には気づきにくいのです。早期に発見し、適切な治療を受けるならば高い確率で失明を予防できます。
岐阜県多治見市の40歳以上の住民に緑内障疫学調査が行われました。その結果、約17人に1人が 緑内障であることがわかり、その大部分の人たちが緑内障に気付いていなく、また眼圧が正常な緑内障でした。一度失われた視野は元には戻りません。ご不自由を感じる前に早めに受診しましょう。
緑内障の検査
◎眼圧検査 眼の中の圧力を測定します。正常眼圧は、10~21mmHgです。※
◎眼底検査 眼の表面から眼の底を検査し、視神経の状態を観察します。
◎視野検査 視野全体の見える部分と見えない部分を調べ進行状態を検査します。
◎隅角検査 隅角の状態を顕微鏡を通して観察し、房水の出口の状態や開放か閉塞か検査します。
※正常な眼圧でも緑内障の場合があります。眼圧検査のみで安心しないで他の検査も同時に受ける事が大切です。
当院では、2種類の視野検査計を使用しています
視野検査・1
視力にも影響がある中心部30度の視野を測定します。1点を見つめた状態で、大きさや明るさが様々な種類の光が見えたら ボタンを押す検査です。片目3~5分位で検査をすることが出来ます。
視野検査・2
視野検査・1よりも、広い範囲の検査を行います。動いて出てくる、光の指標が見えたらボタンを押す検査です。片目5~7分位で検査をすることが出来ます。
糖尿病網膜症
日本において糖尿病網膜症は、
失明原因の第二位を占めています
糖尿病の合併症で、血糖値のコントロールが不十分だったり治療期間が 長くなると生じる病気です。糖尿病と診断されたら、定期的に眼底検査を受け適切な治療を続けていけば失明を防ぐ事ができます。
網膜には、細かい血管が全体に張りめぐらされています。 血糖値が高い状態では、血管に多くの負担がかかり血流が悪くなります。 血管が障害されると、血管がこぶのように腫れ上がり点状やシミ状の出血が出てきます。この時期には、ほとんど症状はありません。
糖尿病網膜症は、徐々に進行していきます。定期的に治療・検査を受けましょう。
網膜光凝固術
レーザーで治療を行います
受ける時期が早いほど高い効果がでます
網膜の血管が詰まって虚血状態になり、そのまま放置すると酸素や栄養を送り込むために新生血管が伸びてきます。新生血管はもろく出血しやすい血管で、破れて出血が広がると視力低下を起こします。
レーザー治療は、新生血管をレーザー光により凝固することにより新生血管が伸びてくるのを事前に防ぐ事ができます。
角膜内皮細胞検査
角膜の内側にある細胞は、生まれた時から少しずつ減少していきます。 細胞の数が少なくなると、角膜が白く濁り視力不良となります。 レーザーなど手術によっても細胞は減るため、治療をできる状態にあるか確認のために事前に写真をとり検査を行います。
飛蚊症
視界に虫や糸状の物が、見える事はありませんか?
病気の症状の可能性があります
明るい所や白い壁、空を見た時にまばたきをしても目をこすってもゴミが見える事があります。眼球の中には硝子体と呼ばれるゼリー状の透明の物質が入っています。その中に何らかの原因で濁りが生じ網膜に映ったものが見えるのが飛蚊症です。
その濁りは、生理的で問題がないものと病的なものがあります。病的なものの中には網膜剥離や硝子体出血、ぶどう膜炎などがあります。検査をしないと病気か区別する事はできません。
飛蚊症の急な変化は、眼の病気のサインです。早めに受診しましょう。
網膜裂孔
レーザー光凝固など
早期に治療をすることにより網膜剥離を予防できます
網膜裂孔は、網膜の一部に孔(あな)が開いている状態です。何も症状が無い場合も ありますが、飛蚊症や光が走る光視症といった症状を感じることも多くあります。 そのまま放置しておくと、網膜剥離になる可能性があります。
早期に発見できるならば、瞳孔からレーザー光を照射する光凝固の治療を行い瘢痕状態をつくり補強する事により網膜剥離を予防できます。 当院では外来にて網膜へレーザー光凝固の治療を行っています。
飛蚊症を放置せずに、受診し検査をしましょう。
網膜剥離
飛蚊症、光視症、視野欠損
急激な視力低下
このような症状があるなら
すぐに検査をしましょう
網膜に裂け目や穴が生じ、硝子体の液が網膜の裏側へ流れ込み網膜が剥がれてくる病気です。放置しておくと、失明します。
剥離した網膜は、時間が経つと光を感知する機能を失います。 一度失われた機能は二度と再生せず後遺症が残ってしまいます。 網膜の機能を失う前に、できるだけ早く治療を始める必要があります。
強度近視の方、外傷後に症状が出た方は、より注意が必要です。
加齢黄斑変性
見ている物がゆがんだり、
中心が欠けて見える・・・
そんなことはありませんか?
若い方でも、喫煙や他の要因により
発症することがあります
眼鏡をかけた状態で、必ず片目を隠して確認してみましょう。片目が病気になっても、他眼でおぎなうため両目で見ていると異常を感じにくくしていることがあります。視力低下や色のコントラストが左右異なったりしていませんか?
加齢黄斑変性は、高齢者に多く発症する病気ですが 一般的にはあまり知られていません。失明という深刻な状態を招く前の、 早い段階で治療を開始すれば良好な視力を保つことが出来ます。定期的に自己チェックを行い、異常を感じたら早めに受診しましょう。
光干渉断層計(OCT)
眼底の断層撮影を行い網膜解析を行います
網膜厚の変化を定量的、視覚的に比較解析
できます
加齢黄斑変性とは、網膜にある黄斑部に起きる病気です。加齢等の原因によって 出血や浮腫などにより、視力低下や変視症が生じます。黄斑とは、視力に最も関わりが深く 色を識別する細胞など重要な細胞が集中している部分の事です。
まず眼底検査を行い、病気の部分が黄斑のどこにあるか詳しく調べます。 そして、経過を見ていきます。 また状態により、眼内注射を行う事もあります。
眼底写真
眼底の網膜の撮影を行います
定期的に撮影して経過を観察します
治療中は良いほうの眼も定期的に診察していく必要があります。
ドライアイ
乾く、ゴロゴロする、疲れる、重い、
充血する事はありませんか?
それはドライアイかもしれません
ドライアイは、涙の量が減ったり涙の成分が変わってしまうことにより 眼が乾き角膜や結膜に障害が起きる状態です。放っておくと、眼が傷つきやすい状態となり表面に無数の傷ができている事があります。
エアコンで部屋が乾燥していたり、コンタクトレンズの装用、 また内服薬の影響もドライアイと関係することがあります。
読書や長時間集中してパソコンの作業をすると、まばたきの回数が減り眼が乾いてしまうので意識的にまばたきをしましょう。
治療は、涙に潤いを与える点眼液を用います。また、ドライアイ用の眼鏡や涙点プラグがあります。
涙点プラグ
涙の流出口にプラグを差し込むことにより涙を眼の表面にためる治療法です
保険適用にて外来で行います。点眼麻酔にて挿入しますが、数分で終わります
まぶたの鼻側の目頭には、上下に小さな穴が開いています。 その穴を、涙点と言います。その涙点から、涙は鼻や口に流れていきます。 そこにシリコンで出来た小さなプラグを挿入します。
通常は違和感を感じる事はありませんが、異常を感じたら取る事もできます。
弱視
子供の視力が気になるけど、まだ小さくて出来ないかしら?とお感じではありませんか。視力は8歳ごろまでにほぼ完成します。しっかり視力が成長出来ているかどうかで眼の一生は決まってしまいます。
当院ではお子様の成長や年齢にあわせた方法で検査を行っています。
斜視
両目の視線が合わないままでは、脳は片方の像だけを認識するようになります。 両目を同時に使うことが出来ないと、両眼視機能が成長しません。
両眼視機能は遠近感、立体感、奥行き感覚のために必要な機能です。
眼の位置がおかしいかな?と感じたら出来るだけ幼い時期の検査が大切です。